※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。
2025年5月17日、東京・台場で開催された「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」にて、ツートライブが見事優勝を果たしました。結成18年目のベテランコンビが、決勝の舞台で披露した「ゴシップ」をテーマにした漫才は、爆笑とともに観客の心を掴み、SNS上でも大きな話題となっています。この記事では、ツートライブの魅力やネタの内容、今後の展望について詳しく解説します。
ツートライブとは?結成から優勝までの軌跡
ツートライブは、2008年4月に結成された吉本興業所属の漫才コンビで、たかのり(広島県出身)と周平魂(京都府出身)の二人組です。共に1980年代生まれで、実力派として長年活動してきました。芸歴は18年に及び、劇場出演や地方テレビ番組などを中心に地道に経験を積んできた彼らは、コアなファンからの支持を集め続けてきました。
かつてはM-1グランプリやR-1グランプリなどにも挑戦し、惜しくも上位入賞は逃していたものの、その独特な視点と緻密なネタ構成は高く評価されていました。今回の「THE SECOND」での優勝は、まさに長年の努力が実を結んだ瞬間だったと言えるでしょう。
THE SECONDとは?大会概要と特徴
「THE SECOND」は2023年にスタートした、結成16年以上の漫才コンビを対象としたトーナメント型賞レースです。若手中心の大会が多い中で、キャリアの長い芸人たちに光を当てるというコンセプトが支持を集め、年々注目度を増しています。
出場資格は「結成16年以上でプロとして活動していること」。予選やノックアウトステージを勝ち抜いた8組が決勝「グランプリファイナル」に進出し、各ステージでネタを披露して得点を競います。過去にはギャロップ(2023年)、ガクテンソク(2024年)が優勝しており、いずれも吉本興業所属でした。今回のツートライブの優勝で、吉本勢は3連覇という偉業を達成した形になります。
話題の「ゴシップネタ」徹底解説
ツートライブが決勝で披露した「ゴシップネタ」は、芸能界のスキャンダルをパロディ風に再構成したもの。実在の人物や事件を名指しすることなく、誰もが思い当たる“あるある”をうまく織り交ぜた構成が特徴です。週刊誌の記者と芸能マネージャーのやり取りを模した設定の中で、テンポ良く繰り出されるツッコミとボケが絶妙で、会場は爆笑の渦に包まれました。
審査員からも「構成力とテーマ選びが抜群」「時事性を笑いに昇華している」と高評価を受け、SNSでも「腹を抱えて笑った」「さすがベテラン」といったコメントが多数投稿されました。
他のネタとの違いと決勝での勝因
1回戦では「ジビエ」をテーマにしたネタを披露し、グランプリファイナル最高得点の295点を記録。準決勝では288点で「はりけ~んず」に勝利。決勝の「ゴシップネタ」では、笑いのインパクトと構成の完成度が際立ち、囲碁将棋との接戦を制する決定打となりました。
特に囲碁将棋のネタが洗練された言葉遊びや知的要素を中心とするのに対し、ツートライブのネタは社会派テーマを軽妙に料理するスタイル。その“わかりやすさ”と“タイムリーさ”が幅広い観客層に刺さった点が勝因と考えられます。
決勝後、業界内からも絶賛の声
芸能ライターの中山氏は「ゴシップを扱うリスクをうまく避けながら、時代性と笑いを両立させたのが見事」と評価。あるテレビプロデューサーは「すぐに深夜バラエティのオファーを出したい」と語るなど、業界内でも即戦力として注目されています。テレビの制作現場では「安定感とインパクトのバランスが理想的」との声も聞かれ、今後の露出拡大は間違いないと言えるでしょう。
ファン向け情報:ライブDVDとおすすめネタ
ツートライブは過去に「ツートライブ単独ライブ〜魂と笑いの交差点〜」など数本の単独ライブを開催しており、一部はDVDや配信形式で視聴可能です。特に「方言ネタ」や「恋愛あるあるネタ」はファンの間でも人気が高く、今回の「ゴシップネタ」につながる構成力が光っています。
YouTube公式チャンネルでは、一部のライブネタや未公開映像も無料で視聴可能。今回THE SECONDで興味を持った方には、過去作品もぜひチェックしていただきたいところです。
THE SECOND制度の今後と展望
THE SECONDは、ベテラン漫才師の新たな挑戦の場として成功を収めつつあります。今後は「結成20年以上枠」や「視聴者投票枠」の導入も噂されており、制度の進化にも期待が高まります。
これにより、実力はあるが表舞台に出る機会が少なかった芸人たちに光が当たり、漫才界全体の底上げが期待されています。また、若手への刺激にもなり、ネタの幅がさらに広がっていくことでしょう。
FAQ
Q1: ツートライブの「ゴシップネタ」とは?
A1: 芸能界のスキャンダルを題材にしつつ、特定の人物や団体を揶揄せず、社会風刺として昇華されたネタ。幅広い世代に受け入れられる内容でした。
Q2: ツートライブはどんなスタイルの漫才コンビ?
A2: 社会的・時事的テーマを用いたネタを得意とし、知的でありながら笑える構成が特徴。テンポの良さとテーマ性の高さが支持されています。
Q3: THE SECONDはどこで見られる?
A3: フジテレビ系列での地上波放送に加え、FODやYouTubeチャンネルでも見逃し配信・ダイジェスト映像が視聴可能です。
Q4: 今後の出演予定やイベントは?
A4: 吉本の公式サイトやツートライブのSNSで最新情報が更新されています。テレビ出演も増加傾向にあり、今後の動向に注目です。
Q5: ツートライブのネタ作りの秘訣は?
A5: 時事性と身近さを取り入れたテーマ選びと、緻密な構成による笑いの構築が持ち味。時代に合わせて進化し続けているのが特徴です。