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2025年夏、テレビドラマ界は“嵐祭”と呼ぶにふさわしい状況に湧き上がっている。相葉雅紀、櫻井翔、松本潤――国民的アイドルグループ「嵐」の中心的存在である3人が、揃って7月期のゴールデンタイムドラマで主演を務めることが決定したのだ。これは、嵐が2025年春のコンサートツアーをもって活動終了するというニュースの余韻冷めやらぬタイミングであり、ファンへの“最後の花道”ともいえる演出でもある。
それぞれが異なる局・異なるジャンルの作品で個性を発揮する今回のキャスティングは、ドラマ界、芸能界、そしてファンにとっても大きな意味を持つ。この記事では、各メンバーが出演するドラマの詳細と、嵐というグループの“終幕”を前にした芸能界の潮流について、徹底的に掘り下げていく。
相葉雅紀主演「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」の見どころ
テレビ朝日が放送する「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」は、水曜21時という伝統的な刑事ドラマ枠に10年ぶりに新設されたオリジナルシリーズだ。脚本を務めるのは「HERO」「龍馬伝」などで知られる福田靖氏。今回の作品では、警視庁に実在する「捜査支援分析センター(SSBC)」を舞台に、最新の分析技術を駆使した捜査の最前線が描かれる。
相葉雅紀が演じるのは、警察官僚出身のキャリア組・名波凛太郎。内閣官房長官を伯父に持つという背景を持ち、エリートながらも現場で汗を流すタイプの刑事像は、これまでの「優しく穏やかな相葉雅紀」のイメージを良い意味で裏切るキャラクターとなりそうだ。
櫻井翔が挑む「放送局占拠」シリーズ最新作の注目点
櫻井翔が主演を務めるのは、日本テレビの土曜21時枠で放送される「放送局占拠」。この作品は、過去に「大病院占拠」「新空港占拠」と続いてきた“占拠シリーズ”の第3弾であり、いずれも視聴率10%超えを記録した人気サスペンスシリーズの続編だ。
櫻井が演じるのは、熱血刑事・武藤三郎。彼は、お面を被った武装集団と激しい心理戦・銃撃戦を繰り広げるという、アクションとスリル満載の役どころだ。シリーズ3作を通じて武藤の成長も描かれており、ファンにとっては“ドラマを通じた人物の旅”を追体験できる貴重な機会でもある。
松本潤、初の医師役「19番目のカルテ」で見せる新境地
TBS日曜劇場「19番目のカルテ」は、医療ドラマの新たな地平を切り開く作品として注目を集めている。松本潤が演じるのは、総合診療科の医師・碓氷隼人。総合診療科とは、2018年に新設された診療領域で、患者の訴える症状を横断的に診断し、必要に応じて専門科へとつなぐ“医療の総合窓口”ともいえる存在だ。
共演者には天海祐希、坂口健太郎など豪華な顔ぶれが揃い、脚本も「アンナチュラル」「MIU404」の野木亜紀子氏が担当。骨太な人間ドラマに仕上がることが予想され、医療の現場で葛藤する医師たちのリアルが描かれる作品となるだろう。
嵐“最後の夏”と称される2025年夏ドラマの意味
嵐は2020年末をもってグループ活動を休止。その後、個々の活動が活発になる中、2025年5月6日に「来春のツアーをもって活動終了」との発表がなされた。この発表はファンにとって衝撃でありつつも、覚悟していた人も多かった。
そんな中での今回のドラマ主演ラッシュは、まさに“最後の夏”と称されるにふさわしい演出だ。ファンの間では「また5人が並ぶ姿を見たい」という声が多く上がっており、今回のドラマが個々の集大成として受け止められている。
ファン必見!嵐メンバーの“同時期主演”は過去にあったか?
嵐のメンバーが同時期に複数人ドラマ主演を果たすのは珍しい。2000年代後半から2010年代にかけてはバラエティや音楽番組での共演が多かったが、ドラマでの同時主演は意外にも少ない。
各ドラマが狙う視聴者層とSNS反応の傾向
テレビ朝日・日本テレビ・TBSと3局が異なるターゲット層を狙っている点も見逃せない。「大追跡」は中高年男性層、「放送局占拠」は若年層~30代、「19番目のカルテ」は女性中心の家族層を意識している。
まとめ:嵐の“最後の華”を見届けよう
2025年夏、嵐の3人がドラマ界で華を咲かせる。相葉の知性派キャリア刑事、櫻井の熱血アクション刑事、松本の繊細な医師――それぞれの役柄に彼らの新たな可能性が詰まっている。
各作品の初回放送は7月上旬。ぜひお見逃しなく!